2025年10月26日(日)今日のトラポン
- yokoimamoru3
- 1 日前
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貧酸素化が起こるメカニズム
『1. 水温成層による水の混合不足
• 水の層化(成層): 夏になり気温が上昇すると、ため池の表面の水(表層水)が温められて軽くなります。一方、底層の水は冷たいまま重く、密度の差が大きくなります。この密度差によって、水が縦方向に混ざりにくくなり、水が「層」に分かれた状態(水温成層)になります。
• 酸素供給の遮断: 表層の水は、大気から酸素を取り込んだり、植物プランクトンの光合成で酸素が豊富に作られたりします。しかし、成層が安定すると、この酸素が豊富な表層水が底層まで届かなくなります。
2. 底層での酸素の消費
• 有機物の分解: ため池の底には、プランクトンの死骸や落ち葉、流入した有機物などが沈殿して溜まっています。
• 微生物による消費: この有機物を微生物(バクテリア)が分解する際に、大量の酸素が消費されます(微生物の呼吸)。
• 酸素の枯渇: 酸素の供給が遮断されている底層では、微生物による酸素消費が続くため、溶存酸素濃度が極度に低下し、無酸素状態になることもあります。
このような貧酸素水塊は、魚介類などの水生生物の生息環境を奪うだけでなく、底の泥から藻類の栄養となるリンや窒素などの物質を溶出させ(内部負荷)、水質悪化をさらに助長する原因にもなります。』
急な冷え込みでポンドはターンオーバーして、底の貧酸素水塊が表層に上がってきてポンドは酸欠状態になり、鱒はルアー、フライを追わなくなりました。
今日は船外機とポンプで表層の貧酸素水塊に強制的に酸素を送り込みました。
明日もこの作業を続ける予定です。
明日以降のポンドの状態が改善される事を期待しています。

船外機でポンドの水を回し酸素も送る!

ポンプで強制的に酸素を送る!



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